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注文住宅では希望する設備を自由に設置できる良さがあります。サンルームに憧れる人も多く、人気のエクステリアですが、決して安く設置できるものではありません。このため、せっかく設置したのに使わなくなってしまうと費用が無駄になってしまいます。サンルームの設置を考えている方は、メリットとデメリットを知っておきましょう。
陽光が降り注ぐサンルームは、見た目も気持ちよさそうな空間に見え、実際に設置した後もメリットはいろいろあります。しかし、同時にデメリットもあるので、よく調べずに設置してしまい後悔する場合も。後から後悔しないため、注文住宅にサンルームを設置するメリットとデメリットを紹介していきます。
サンルームはアウトドアスペースとして活用できるのがメリットです。例えば、子どもやペットが遊ぶスペースとして活用できます。
庭先では道路に飛び出してしまったり、急な雨で濡れてしまったりするリスクがありますが、サンルームは屋内空間なので、そのような心配はありません。晴れた日には、自然光の恩恵を十分に受けられるので、明るく爽やかな空間を満喫できます。
天候を気にせずに洗濯物が干せるのはサンルームの最大のメリットと言ってもいいかもしれません。
自然光がたっぷり入ってくるので、換気に配慮すれば部屋干しよりも洗濯物が乾きやすく、雨風にくわえて花粉やPM2.5などの対策にもなります。雨の日や天気が変わりそうな日も洗濯物を干したまま出かけられます。
食事場所が分散できるのもサンルームのメリットです。部屋の中で焼き肉やお好み焼きをすると部屋に臭いが付いてしまいますが、換気しやすくガラス窓に囲まれているサンルームは、その心配がありません。
調理しながらの食事で、臭いが部屋についてしまうのが心配な場合は、サンルームを利用するのがおすすめです。
部屋の中ほど気密性が確保できず、外に突出しているサンルームは空調が難しいというデメリットがあります。外の気候の影響を受けやすく、夏は暑く、冬は寒い環境です。
温度調整しようとするとエアコンなど冷暖房設備の出力をあげなければなりません。しかし、日差しによる暑さは、ロールスクリーンやオプションの屋根日よけ、熱線を吸収する屋根を設置することである程度対策できます。
ガラス張りのサンルームはプライバシーの確保が難しく、家の外から視線を遮るものがない場合は、外から丸見えになってしまいます。
よって、このような場合は防犯面でも影響があるため、植え込みや外壁などを設置する、見られたくないものはサンルームに置かないなど工夫する必要があります。
サンルームは増築のように家の一部というよりも、後付けの設備です。骨組みとサッシを組み合わせて作られており、つなぎ目が多く、コーティングはされているものの隙間ができてしまうとそこから雨漏りする可能性があります。
増築のように完全に家の一部となり、風・雨が全く入ってこないことを保証するものではないため、少しでも濡れては困るようなものはサンルームには置かないようにしましょう。
サンルームは設置環境や使い方に気を付けることで、さまざまなメリットを実感できる設備です。
プライバシーの確保や防犯面を考えて、サンルームは外から丸見えにならないよう工夫してみましょう。日当たりがよく、自然光の恩恵を受けられるサンルームは、暑さ対策することで快適な空間になります。
メリット・デメリットを理解し、本当に必要かよく考え、設置を決めた場合はできるだけ快適な空間となるよう工夫・対策しながら使っていくのがおすすめです。
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