08.注文住宅の設備はどのように選ぶ？

ここでは注文住宅を建てるにあたり、設備をどのように選ぶべきかについてポイントを紹介していきたいと思います。

押さえておきたいポイント

設備・オプションを把握しておく

まずは何と言っても、設備やプション選びにあたっては、それぞれどのような機能があるのか、どんなメリットがもたらされるのかといったことをしっかりと理解し、ご家族とも相談の上で、何が必要で何が不要なのかを決めることが大切です。

よくある失敗例として、衝動買い的に設置したものの、いざ生活してみたら不要だったというパターンがあります。

コスト

設備・オプション選びの際、避けて通れないもうひとつのポイントは、コスト面。基本的には機能が優れているほど、またデザイン性が高いものほど、より高額になる傾向があります。価格は高くてもよりスタイリッシュで高機能なものを選ぶのか、コストと機能性、デザイン性のバランスを重視するのかは、ご自身とご家族の考え方次第です。

キッチン

同一メーカーであっても複数の商品が用意されており、値段も様々。お手頃なものでは数十万円程度、高額なものでは数百万円以上となる場合もあります。また機能や材質、デザインや質感といった要素に加え、キッチンの価格を大きく左右するのが、キッチンのレイアウト。

壁に向かって一直線にコンロ・シンク・調理スペースが並ぶ「壁付I型」が安く、「アイランド型」や「ペニンシュラ型」は家族と対面できるので近年人気ですが、価格面ではより高額。料理をするスペースをより多くとりたいという場合には「L型」や「2列型」という選択肢もあります。

バス

こちらも機能やデザイン性などにより、価格には大きな差があります。とりわけ近年注目されている機能の筆頭は、ヒートショックの防止。床断熱を標準仕様としていたり、浴室全体を断熱材で覆うオプションが用意されていたりといった具合です。

また梅雨時などでも洗濯物を浴室に干すことができる浴室換気暖房乾燥機が人気となっていますが、標準の換気扇とくらべ十数万円程度価格はアップします。またリラックス効果のあるミストサウナ機能を追加するといったことも人気となっています。

トイレ

近年では節水型トイレが主流となっており、シャワー機能も装備されていて当然という感じとなっています。その上でトイレ選びのポイントとなるのは、汚れが付きにくい素材や機能の有無。加えて、もうひとつ重要となるのが、タンクレスタイプとタンク付きタイプのどちらを選ぶか。

タンクレスタイプはトイレとして奥行が短くなるので、トイレの空間をより広く、スッキリとさせることができますが、価格はより高額に。また手洗いを別途用意する必要もあります。タンク付きタイプはスペースがより必要となりますが、価格面ではよりシーズナブル。どちらを重視するかによって、選び方は変わってきます。

サイト案内人・サガミハラ一家まとめ

やはり、長く安心して快適に暮らしていくには、住宅性能のチェックが欠かせませんね。上で紹介したように、税金の優遇や補助金などお得な制度の対象にもなるので、ぜひ性能を重視して注文住宅を建てましょう！

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