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現代社会では一部の地域を除いて、エアコンは必須といっても良い電化製品でしょう。しかし、注文住宅の場合にはどのタイミングでエアコンを付けるのか気になる方も多いと思います。本記事では、エアコンを付けるタイミングによるメリットや注意点、依頼する業者などについて解説していきます。
エアコンを取り付けるタイミングとして、まず考えられるのが建設中です。建設中にエアコンを取り付けるメリットは、配管を内部に配置できることで見た目をスッキリできること、天井に埋め込むタイプなど特殊なエアコンが取り付けられること、長い配管を必要とする工事など、特殊な施工でも対応できることなどがメリットとしてあげられます。
もう一つのタイミングとしては建設工事がすべて終わったあとに取り付けるパターンです。この場合のメリットは、まず設置費用が安く抑えられることです。ただし、コンセントや設置穴などの追加工事が必要になることもあります。そのほかのメリットとしては、エアコン取替工事の時にスムーズに取り換えができることもあげられます。工事費用も抑えられます。
建設中に取り付ける場合の注意点としては、設置費用が高額になることです。内部配管工事などが複雑になり、費用がかさむことが考えられます。もう一つの注意点としては、エアコンの取替え時です。
内部に配管をしてしまうと、その配管が10年から20年位経過した時に劣化した場合、配管自体を取り替えなければならなくなり、工事費用がかかってしまいます。
後付けで取り付ける場合の注意点としては、コンセントや設置穴がない場合に追加工事が必要となることです。高気密・高断熱の家の場合には、さらに気密施工も必要になりますので、工事費用が高くなることがあります。また、3階部分に取り付けて、室外機を1階に置くような場合には工事の規模が大きくなり、こちらも工事費用が高くなるおそれがあります。
注文住宅にエアコンを取り付ける際の選択肢として、ハウスメーカーや工務店に依頼する方法があります。これらの会社は、住宅設備に関するさまざまな業者と連携していますので、エアコンの取り付けについても相談可能です。ハウスメーカーを通じて専門業者に依頼することで、住宅の構造を熟知した会社が取り次ぎを行うため、住宅を損傷するリスクを軽減できます。ただし、仲介手数料が加算されるため、家電量販店や専門業者に直接依頼する場合よりも工事費用が高くなることに注意が必要です。
二つ目の選択肢は、家電量販店でエアコン本体の購入と設置工事を依頼する方法です。大手家電量販店はリフォーム業界にも進出しており、設置工事をセットで請け負うことが一般的です。エアコンなどの大型設備は、標準工事費込みで販売されることが多く、範囲内での設置でしたら工事費は本体価格に1万円前後加算されるだけで、割安です。しかし、標準工事の範囲を確認しないと、追加費用を請求されることになります。家電量販店は手軽に工事予約ができる一方、スタッフの工事知識不足により、工事の段階で追加費用が発生することがあります。
最後の選択肢は、自分でエアコンの取り付け業者を探して依頼する方法です。エアコン本体をネット通販で割安に購入し、別途専門業者に設置を依頼します。この方法では、技術力のある専門業者に取り付けを任せられ、メンテナンスも継続的に依頼できます。エアコンは取り付け後も定期的なメンテナンスが必要で、フィルター掃除は自分でできても、内部清掃は専門業者に依頼するのが一般的です。しかし、悪質業者に依頼するとトラブルが発生するおそれがあります。複数の業者に相見積もりを取るなどして信頼できる業者を選ぶことが重要です。
ご紹介してきましたように、エアコンを取り付けるタイミングは建設中、建設後の2パータンあり、それぞれにメリットとデメリットがあります。自分が何を優先するかをしっかりと考えて、専門業者とも相談をしながら、後悔しないタイミングを決めてください。
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