公開日: |更新日:
注文住宅は人生に1度あるかないかの高価な買物です。せっかく建てた新築の家に不具合や欠陥があるなどということは、避けなければなりません。ここでは、不具合がないか内覧会でチェックするポイントを解説します。
内覧会とは、新築住宅ができあがり、引渡しの1〜3週間前に行われる検査・確認会のことです。住宅会社によっては「顧客検査」や「竣工検査」と呼ぶ場合もあります。
建物が図面通りに施工されているか、施工不良や不具合がないかをチェックし、不具合が見つかれば引渡しまでに修理を依頼できます。
内覧会は必ず行わなければならないものではありません。ただし内覧会は単なるマイホームのお披露目会・見学会ではなく、設備や素材などを確認できる貴重な機会です。
理想の住宅を手に入れるためにも、最終チェックとして積極的に参加しましょう。
実際に住宅の完成形を見ることができるため、どこにどのような家具を置くか、カーテンの色や照明器具の種類などを具体的にイメージできます。
寸法も測ることができるので、家電などを新しく購入する場合でも役に立ちます。特に冷蔵庫や洗濯機など、大きな家電は寸法がわかっていないと購入しにくいので、きちんと測っておくと便利です。
内覧会で不具合が見つかった場合には、施工業者に無償でなおしてもらえます。新築分譲住宅には、住み始めてから一定期間は無料で不具合を直せる保証やアフターサービスが付いていることがあります。しかし生活しながら修理することは家具を動かす必要や、修理のレベルによっては困難になるため、引き渡し前が望ましいです。
また不具合が居住前からあったものかどうか証明することが難しく、有償で修理するケースもあります。内覧会ではその場で新築の状態が確認できるので、トラブルを防ぐことにもつながります。
とはいえ、素人が不具合を判断することは難しいので、内覧会にホームインスペクションを利用する手があります。
ホームインスペクションとは、住宅の専門家であるホームインスペクター(住宅診断士)が、第三者的な立場から住宅の劣化状態や不具合の有無、改修すべき箇所や時期、およその費用などを診断し、アドバイスを行うことです。
施主が気づかない不具合や、改修した方が良いところをプロの目で見て診断してくれるため、内覧会でみてもらうと良いでしょう。
注文住宅を施工したハウスメーカーなどが、自社でチェックするのではなく、信頼できる第三者機関による検証を実施しているかどうかをみましょう。
客観的に評価されることをおこなっている施工会社は、評価されることを意識した施工をおこなっていて、信頼度が高いといえます。
完成時には竣工検査や内覧会を行う住宅会社でも、施工中の検査を行わない場合があります。壁の中や屋根の内部など、施工中でないと見られない部分もありますので、施工中に立ち合い検査を実施しているかどうか、確認しましょう。
外部業者に施工を委託している住宅会社は、間にほかの会社を介しているため、品質やスケジュールの管理が難しくなることがあります。
自社施工を行っている会社であれば、品質管理もしやすく、コミュニケーションもとりやすくなります。施主の意向も直接届けられ、住宅にすぐに反映してもらえます。
注文住宅は長く住みつづけることになります。長い間にはさまざまなメンテナンスも必要になってきます。そのため長期的なメンテナンスに対応しているかどうかも確認しておきましょう。
注文住宅を建てたら、引渡し前の内覧会には必ず参加し、不具合のチェックや家具や家電を置く場所の採寸などを行いましょう。
もし不具合が見つかった場合には、すぐに対応してもらえるよう、アフターフォロー体制が整っている注文住宅を選ぶことが大切です。下記のページでは親身に対応してくれるおすすめの工務店を紹介しているので参考にしてください。
石田工務店
こんなプロ達にお任せできる!
カキザワホームズ
こんなプロ達にお任せできる!
ビルドアート
こんなプロ達にお任せできる!
Google検索で「相模原 注文住宅」で検索したときにヒットした、相模原対応の工務店34社(2021年7月27日時点)の中で「土地探しOK」「見学できるモデルハウスあり」かつ「資格者在籍数」が多い会社はこの3社でした。
価格目安はあくまでも参考目安なので、広さや土地形状、こだわり仕様などによって金額は変動します。諸経費が含まれているかいないかも各社のガイドラインによるようです。金額面に関しては、気になるメーカーが見つかったら、必ずご確認をしていただくようにお願い致します。