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小さなお子さんがいる場合は、家づくりにおいても子どもの安全を考えてあげることが大切です。実際、子どもの死亡事故は屋外よりも家庭内で起こるケースが多いというデータもあります。このページでは、子どもの安全に配慮した家づくりのポイントを解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。
※引用元:消費者庁「注意喚起 窓やベランダからの子どもの転落事故に御注意ください!」(https://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_safety/caution/caution_037/assets/consumer_safety_cms205_200904_01.pdf)
上記の表は、消費者庁が子どもの事故に関して、子どもの事故情報データをもとに取りまとめたものです。表からわかとおり、子どもの転落事故は屋外よりも住宅内で多く発生しており、とくに5歳以下が窓やベランダから転落するケースが目立ちます。
自宅での転落事故は、窓やベランダからの転落が多く、窓を開けて身を乗り出したり、椅子を使って柵を越えようとする行動が主な原因として報告されています。
溺水(溺死)事故は、幼稚園などのプールや海水浴よりも、自宅の浴室で発生することが多いです。なかでも親子で入浴中に、親がシャンプーなどで目を離している間に浴槽で溺れてしまうというケースです。また、幼い子どもが湯舟のフタに登り、残り湯に落ちる事故も少なくありません。
参照元:消費者庁「子どもの不慮の事故の発生傾向」(https://www.cfa.go.jp/assets/contents/node/basic_page/field_ref_resources/67dba719-175b-4d93-8f8c-32ecd4ea36a6/e5098069/20220323_child_safety_actions_review_meetings_2022_doc_02_1.pdf)
スケルトン階段はデザイン性が高く魅力的ですが、隙間から子どもが転落するリスクがあります。踏み込み板のしっかりとした階段や、手すりも隙間のないタイプを選ぶことがポイントです。
また、人気のある高い吹き抜けも、転落防止策が必要です。上階には隙間のない手すりを設けたり、子どもが小さいうちはパネルで手すりの隙間を塞ぐといった対策が有効になります。
子どもと一緒に入浴する際は、できるだけ目を離さないようにし、一人での入浴はある程度成長してからにしましょう。子どもが浴室に勝手に入らないよう、扉を外から施錠できるタイプにすることも効果的です。浴槽に水を溜めるのは、子どもが小さな間は控えられるとより安全です。
包丁や調理器具、ガスコンロ、IHクッキングヒーターなどがあるキッチンは、子どもにとって危険が多い場所です。対策として、キッチンの入り口にゲートや引き戸を設置して入れないようにしましょう。それでも子どもがキッチンに入る場合に備え、ガス台の点火や収納棚の開閉ができないよう、チャイルドロック機能付きの設備を導入する方法も効果的です。
家の中は小さな子どもにとって多くの危険が潜む場所であることを、しっかり認識しておくことが大切です。注文住宅はスタイリッシュなデザインを実現できる点が魅力ですが、何よりも子どもの安全性を優先することを忘れないようにしましょう。
なお、下記のページでは、注文住宅の防犯性を高める方法を紹介していますので、家づくりの参考に、あわせて確認してみてください。
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