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IoTとは「Internet of Things」の略で、日本語では「モノのインターネット」と訳されています。コンピューターに限らず、自動車、家電製品、工場の製造ラインなどのさまざまなモノをインターネットに接続し、データをやりとりする仕組みをいいます。
離れた場所からスマートフォンなどで、インターネットを介して機器を制御することもできます。モノのデータを収集し、サーバーに保存し、AIで分析を行うこともできます。
例えばスマートウォッチなどは、腕につけているだけで歩数や心拍数、カロリー消費量などを監視し、データとして蓄積してヘルスケアに役立てたりします。
近年では公立小中学校でもIoT対応のホワイトボードが導入され、授業がより相互的にやり取りしやすくなっています。
スマートホーム(賢い家)とも呼ばれますが、IoTを応用した住宅環境のことをIoT住宅といいます。
IoTに対応している家電であれば、外出先から照明やエアコン、お風呂などをコントロールすることができます。それにより、帰宅時には明るく快適な部屋で、お風呂も沸いているということが可能です。
玄関の鍵に応用すれば、鍵をかけ忘れたり、鍵を持っていない子どもが帰宅したりした場合でも、スマートフォンの操作などで鍵を開閉することができます。
このように、インターネットを介して家電や家の設備を連携させ、便利で快適な生活にする住宅のことをIoT住宅といいます。
例えばスマートロックを付ければ、物理キーがなくてもスマートフォンで鍵の開閉ができます。子どもに鍵を持たせるのが不安でも、スマートロックがあれば子どもが帰宅したら会社にいても鍵を開けてあげることができます。
照明やエアコン、お風呂、インターホン、スマートスピーカーなど、さまざまな連携できる機器があるので、利用すれば快適で便利な生活ができるようになります。
IoT住宅のメリットは、遠隔で操作ができるということです。家にいなくても電気をつけたり、お風呂を沸かしたり、エアコンを入れたりすることができます。
また子どもの帰宅をスマートフォンに通知させる、遠方に住む高齢の親の無事を確認するなど、遠くにいて心配なこともスマートフォンで確認できて安心です。
IoTに接続された家電や設備は、モニタリングして見える化することができます。消費エネルギーが目に見えるようになると、無駄を意識するようになり省エネに繋がります。
電気代やガス代の節約というだけでなく、世界的に取り組まなければならない省エネルギーにも貢献できます。
IoT住宅は便利で快適な反面、インターネットを活用しているためセキュリティリスクがあります。万が一サイバー攻撃されて情報が盗まれると、家の中の様子が漏洩しプライバシーが侵害される恐れがあります。
総務省と経済産業省が「IoTセキュリティガイドライン」を出しているので、IoT住宅の導入をするなら1度確認してください。
住宅の間取りや構造にもよりますが、IoTを導入するには初期費用がかかります。さらにIoT設備の方にも維持管理が必要で、こちらにも定期的な費用が必要です。
導入する際には初期費用だけでなく、維持管理にもどれだけ費用がかかるか確認しましょう。
昨今のデジタル技術の進歩はスピードが速く、驚異的な進化を遂げています。IoT住宅を導入したときには最新の設備でも、すぐにアップデートされたり新機能・新機種が出たりして、陳腐化するのも速くなっています。
数年単位でサービス終了の可能性もあるため、定期的なアップデートや交換が必要な場合もあります。
外出先から家電や住宅設備をコントロールでき、手元のスマートフォンで情報を得ることもできるIoT住宅。快適で便利な生活ができますが、反面セキュリティリスクや費用でのデメリットもあります。
IoT住宅を導入する際には、メリットだけでなくデメリット部分もしっかり考慮した上で導入することが大切です。
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価格目安はあくまでも参考目安なので、広さや土地形状、こだわり仕様などによって金額は変動します。諸経費が含まれているかいないかも各社のガイドラインによるようです。金額面に関しては、気になるメーカーが見つかったら、必ずご確認をしていただくようにお願い致します。