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公開日: |更新日:

注文住宅とマンション それぞれのメリット・デメリットは?

自分の家を持とうと思ったら、注文住宅にするかマンションにするか検討する方は多いでしょう。自分や家族のライフスタイルはどちらが合うかを考えるには、それぞれのメリット・デメリットを知っておくことが大切です。ここでは注文住宅とマンション、それぞれのメリット・デメリットを紹介します。

マンション購入のメリット

立地の良い場所が多く利便性が高い

マンションを建てる際、販売のために周辺のマーケティングなどを行います。そのため駅の近くや買物、病院、銀行など、生活に必須の施設が周辺にある環境が多く、立地の良い便利な場所に建てられます。

生活するのに利便性が高く、都心部であれば自家用車なども不要となり、車の維持費や駐車場代もかかりません。

コンパクトで生活動線が考えられた間取り

マンションは決められた広さで間取りを設計するため、コンパクトで合理的な生活動線が考えられています。洗濯、掃除、料理など家事がしやすく、動く範囲もまとまっていて無駄な動きがなくなります。

エレベーターやバリアフリーにも配慮してあり、高齢者でも生活しやすいでしょう。

また廊下やエントランスなど共用部分は、マンションの管理会社などで管理してくれるため、細かい部分のメンテナンスも不要です。

防犯対策がしやすい

現在ほとんどのマンションのエントランスはオートロックで、顔が確認できるインターホンなども完備しています。管理人が常駐しているマンションもあるので、高い防犯性が期待できます。

マンションの階数にもよりますが、戸建てより戸締まりをする箇所も少なく、防犯対策がしやすいといえるでしょう。

マンション購入のデメリット

間取りを自由に設計できない

注文住宅と異なり、マンションは間取りを自分で自由に設計することはできません。リフォームを行うことはできますが、マンションの作りによって制限も多く、理想通りの間取りを実現することは難しいでしょう。

管理費や修繕積立金がずっとかかる

マンションは管理会社に支払う管理費や、将来の大規模改修などに備えた修繕積立金を支払う必要があります。住宅ローンを支払い終わるまではこれらを加えた費用が固定でかかり、住宅ローンが終わっても、管理費と修繕積立金を支払い続けなければなりません。

ただし積み立てているおかげで、突発的に多額の出費があることは避けられるでしょう。

ペット飼育や楽器演奏など規制が多い

最近ではペット飼育可能なマンションも増えていますが、飼育頭数や大型犬不可など規制も多いのが現実です。また楽器の演奏など、マンションでは騒音問題も起きやすいです。

上下左右の居住者に気を使う必要があり、小さな子どもがいる場合には「走り回る音がうるさい」と苦情がくるリスクがあります。

注文住宅のメリット

自由な間取りで建てられる

注文住宅はゼロから設計できるため、自由な間取りの家を建てることができます。ライフスタイルや家族構成などに合わせて、理想の間取りが実現します。

将来家族構成が変わっても、何の規制もないためリフォームも自由に行えます。

独立性が高くプライバシーが守れる

注文住宅はよほど隣接していない限り独立性が高く、プライバシーが守りやすくなります。建てる際にエクステリアや窓の位置を工夫すれば、外の視線からも守れます。

また、近隣からの騒音はマンションよりは気になりにくいです。ペットとの生活もしやすくなるでしょう。

庭での楽しみがある

戸建てには通常庭があるため、ガーデニングや庭でのBBQ、子どもを見守りながら遊ばせられるなど、たくさんの楽しみがあります。庭はマンションにはない空間ですので、戸建てにするかどうかの大きなポイントになります。

注文住宅のデメリット

利便性の良い土地は費用が高い

注文住宅を建てるには土地が必要です。利便性の良い土地は基本的に高額で、予算を考えると郊外になるという場合が多くあります。

そのため戸建ては駅から遠い、買物に不便など利便性の悪い場所になることがあり、自家用車がないと生活が不便ということもあるでしょう。

防犯対策に費用がかかる

注文住宅は家の周囲すべてに防犯対策が必要です。警察庁の発表によると、戸建て住宅は空き巣などに侵入されるのが最も多く、マンションより4倍も多いとされています。戸建て住宅には厳重な防犯対策が必要ですが、しっかりと防犯対策をするには、それなりの費用もかかります。

また玄関だけでなくすべての窓に対して侵入されるリスクがあるため、毎日の戸締まりも大変になります。

参照元:警察庁「住まいる防犯110番」(https://www.npa.go.jp/safetylife/seianki26/theme_a/a_b_1.html

生活動線が複雑になりがち

好きなように間取りを決められる注文住宅ですが、土地の広さの問題などで2階建てになると上下階を行き来する必要が出てきます。ワンフロアですべてがおさまるマンションと比較すると、どうしても生活動線が複雑になりがちです。

すべのメンテナンスや修繕を自分で行う必要がある

管理会社が共有部分の管理を行ってくれるマンションと異なり、注文住宅はすべての管理を自分で行う必要があります。メンテナンスや修理など、必要に応じて費用もかかりますし、古くなってくれば大規模な修繕が必要なこともあるでしょう。

当然ながら費用もかかりますので、想定してある程度貯えておく必要があります。

注文住宅とマンション、どちらが自分に合うかがポイント

注文住宅とマンションは、どちらにもメリット・デメリットがあり、優劣はつけられません。何を重視するのかによって、どちらを選べば良いか見えてきますので、双方のメリットだけでなくデメリットもしっかり把握した上で、後悔しない住まい選びをしてください。

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引用元HP:カキザワホームズ公式HP
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