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注文住宅をつくるにあたって、収納場所は重要です。きれいな家なのに物が片付かない、ごちゃごちゃしているなんて勿体ないですよね。ここでは、収納場所を作るためのポイントを紹介します。
収納は居心地の良い空間づくりのために重要なポイントとなります。注文住宅のメリットは自由度が高いことにあるため、収納を考えた上での間取り設計も可能です。収納はただ広ければ良いと言うわけではありません。程よい収納スペースを確保すること、そして必要な場所にあることが重要なのです。
使いやすい収納を実現させる最大のポイントは、生活動線上に収納をつくるという点です。普段の生活を考えた上で収納を配置することで、必要な時に必要な場所にしまい、取り出すことが可能となります。
実際にどの場所にどういった収納を置けば良いのかについて、部屋ごとのポイントをチェックしていきましょう。
洗面所・脱衣所は洗濯や洗面、入浴などを行う為タオルや着替え、洗面道具、歯ブラシなど収納するものが多くなってしまいます。見栄えがよくスッキリするよう、鏡戸の中に収納を作る、洗濯機の上をデッドスペースにしないなど意識しましょう。
床に物を置かずに済むよう、収納棚をうまく活用するのも大切です。また、洗濯物を干す、しまうという動線も考えた収納・間取りにすると使い勝手が良いでしょう。
扉のない収納にすれば掃除がしやすくなり、どこに何があるかも把握しやすくなります。吊戸棚収納だけでなく、取り出しやすいようなシンク下も上手に活用しましょう。
目につかないようにしたい方は、パントリーを設置することも考えましょう。食品ストックやキッチン用品をすべて収納できるだけでなく、ぱっと見で在庫管理ができるメリットもあります。パントリースペースが確保できない場合は扉や引き出しタイプの収納を設置することもおすすめです。
一般的に男性で4~5足、女性で8~9足が必要だと言われている靴の収納スペース。家族の靴がきちんと収納できるのはもちろんですが、玄関は傘やブーツ、ベビーカー、ゴルフバッグなどを収納することも考えましょう。アウトドア用品があれば玄関にシューズクロークを設置して収納するのがおすすめです。
また、シューズクロークがあればコートやバッグも収納できるため、花粉やウイルスを室内に持ち込まないよう気を付けることが出来ます。
人と物が集まるリビングは、収納スペースをしっかり確保することで空間をすっきり、きれいに保つことが出来ます。掃除機などを収納し、必要時に簡単に取り出す子どもが出来れば掃除しやすいのでおすすめです。
また、畳の小上がりを作り、下部を収納にするのもリビングでは有効です。和室を作り、押し入れ収納を活用するのも良いでしょう。
寝室にウォークインクローゼットを設ける場合は、事前にしっかりとサイズを確認しましょう。中に棚を入れるとき、サイズが合わなければせっかくのスペースを無駄にしてしまう可能性があります。
ウォークインクローゼットで簡単な身支度が出来るよう、広めのスペースを確保するのも良いでしょう。
子どもは成長するにつれて物が増えていきます。また、子どもの数が増えることも考え、間取りや収納を作ると良いでしょう。
子どもがつくった作品など、保管しておきたいけど普段は使わない、というものは屋根裏を活用する方法もあります。
快適な生活には、適した収納が不可欠です。動線や生活スタイルから、必要なものを必要な場所に収納することを考えましょう。
収納するものの量や将来のことも考え、自分たちに合った収納スペースを作りたいですね。
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