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注文住宅に駐車場を設置するかどうかは、必要なスペースと費用で判断しましょう。その上で本当に駐車場が必要かどうかも検討してみてください。駐車場のタイプも紹介します。
家を建てるなら車が欲しい、車があるので家を建てる際には駐車場が必要など、駐車場の設置を検討することになります。しかし駐車スペースには意外と広い土地が必要です。本当に駐車場が必要なのかも含めて、今一度検討してみると良いでしょう。
駐車場に必要なスペースは、自動車のサイズや台数によって変わります。軽自動車なら横幅2.4m×奥行4.3mですが、大型車になると横幅3.0m×5.7mとなります。
一般的な駐車スペースは、車1台につき幅2m以上、奥行3.6m以上が目安です。
土地が狭いなどの理由でビルトインガレージを検討するのでしたら、車高も考慮に入れ高さ2.0m以上に設計しましょう。
土地に余裕があるのでしたら車の乗降がしやすいよう、幅2.4m以上、奥行4.3m以上のスペースを確保しましょう。
また購入予定の車が大型やワンボックスの場合は、車のサイズをしっかり確認し、車高にも注意してください。
さらに将来のことを考慮して車いすのスペースを設けるのでしたら、横幅が3.5m以上になるようにすると良いでしょう。
駐車スペースをつくるには土地が必要です。土地の広さが決まっているのでしたら、駐車スペースの分の建坪が狭くなってしまいます。駐車スペースをつくるために広い土地を購入するとなれば、土地代や工事費で費用がかさむこともあります。
狭小地の場合には住宅と一体型の地下駐車場やビルトインガレージも候補にあがりますが、工事費が高くなるため月極駐車場を借りた方が見合う場合もあります。
駐車場設置にかかる土地代や工事費用と、駐車場を借りた場合の費用を比較して検討してみましょう。
駐車場をつくるのであれば、どのような駐車場にするかを考える必要があります。それぞれのタイプでメリット・デメリットがありますので紹介します。
屋根も柱もない駐車場で、開放感があり広く感じるタイプです。比較的駐車もしやすく、運転に自信がなくても駐車しやすいでしょう。
また建ぺい率などの規制に当たりませんので、広さを自由に確保できます。ただし車が雨ざらしとなり、防犯性も低くなります。
屋根と柱だけの簡易的な駐車場です。屋根があることで雨に濡れずに乗降できるのはメリットです。設置も手軽にでき、比較的費用も安価ですので導入しやすいでしょう。
建物の一部に車を入れるための建物を設けたり、車を入れる独立した建物のことをガレージをいいます。囲まれたスペースになるため、車のサイズによっては入らない、狭くてドアが開かないという問題も発生しますので注意しましょう。車が風雨にさらされることがなく、防犯面でも愛車をしっかり守ることができます。
建物の一部に車を駐車するスペースを組込、シャッターやドアを設置するタイプのガレージです。土地が狭くても駐車場がつくれますが、工事費用が高くなるデメリットはあります。家の中からそのままガレージに行けるため、子どもや車いすには非常に便利です。
車のある生活をしているのでしたら、注文住宅を建てる際に駐車場のことを検討することになるでしょう。駐車場をつくるには土地代や費用がかさむため、まずは本当に必要かどうかを考える必要があります。
後悔しないよう、さまざまな角度から検討して賢く駐車場をつくりましょう。
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価格目安はあくまでも参考目安なので、広さや土地形状、こだわり仕様などによって金額は変動します。諸経費が含まれているかいないかも各社のガイドラインによるようです。金額面に関しては、気になるメーカーが見つかったら、必ずご確認をしていただくようにお願い致します。