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住宅会社のスタッフには、宅地建物取引士やファイナンシャルプランナーなど、資格を持っている人がいます。専門家の意見を取り入れることで、後悔のない注文住宅づくりができるでしょう。どんな資格があるのかと、何をしてくれるのか、相談することでどのようなメリットがあるのかをまとめました。住宅会社選びの参考にしてください。
宅地や建物の売買や賃借契約が行われるときに重要事項説明などを行うのが宅地建物取引主任者です。宅建士とも呼ばれています。不動産業者は契約締結前に重要事項説明書を発行し説明する義務があります。免許を得た宅地建物取引士が行わなければいけないと定められている業務です。注文住宅を建てる際は、土地取引の際に、宅建士による説明が行われます。はじめの段階から事情を知ってもらっていることで不要なトラブルを避けることができます。
ファイナンシャルプランナーは、住宅ローンについてのアドバイスを行ってくれる人です。注文住宅を建てる際は、金融機関から融資を受けるのが一般的です。住宅ローンは計画を立てて組む必要があります。無理のある資金計画では、住み始めてからの生活が大変です。場合によっては、家を手放すことになりかねません。ファイナンシャルプランナーは、住宅ローンの返済計画を踏まえて、家づくりの予算を提案してくれます。
家の設計図を作成する重要な役割を担うのが建築士です。建築士には1級と2級があり、扱える建物が異なります。二級建築士は、300㎡以下の木造建築を扱える国家資格です。2階建ての一般住宅や店舗の設計ができます。一級建築士は、500㎡以上の大型建築物を扱える国家資格です。一般住宅も扱えますが、主に商業施設など大きな建物の設計を行います。社外の建築士に設計を依頼する会社もあります。設計士によって得意とする設計の特徴が異なりますので、どんな設計が得意なのか、公式サイトなどでチェックするといいでしょう。
建築がスタートしてからお世話になるのが施工管理士です。施工現場を含む工事全体を管理する人です。現場の安全管理や施工計画、スケジュール管理、品質管理を行っています。1級と2級があり、1級が上位資格です。一級施工管理士は、取り扱う工事現場に制限がありません。営業所ごとに専任技術者もしくは監理技術者を配置する必要がありますが、一級施工管理士であれば、どの規模でも担当できます。二級施工管理士は「建築」「躯体」「仕上げ」の3つに分かれており、資格によって担当できる業務が異なります。
間取りや収納のエキスパートがインテリアコーディネーターです。快適な空間づくりのためのインテリアの種類や配置に関するアドバイスを行います。家具やカーテン、照明等の商品に関する知識をもっており、室内のコーディネートをトータルプロデュースできる資格です。インテリアコーディネーターにプロデュースしてもらうことで、インテリアにまとまりが出て、センスの良い内装に仕上げることができます。
注文住宅には、土地取引の宅建士、資金計画を立ててくれるファイナンシャルプランナー、設計を担当する建築士、施工を管理する施工管理士、インテリアをコーディネートしてくれるインテリアコーディネーターと様々な専門家がいます。一生に一度の注文住宅です。納得いく家にするには、誰と建てるかがとても重要です。このサイトでは、「資格者在籍数」にも注目し、おすすめの工務店を紹介しています。注文住宅づくりの参考にしてください。
石田工務店
こんなプロ達にお任せできる!
カキザワホームズ
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ビルドアート
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Google検索で「相模原 注文住宅」で検索したときにヒットした、相模原対応の工務店34社(2021年7月27日時点)の中で「土地探しOK」「見学できるモデルハウスあり」かつ「資格者在籍数」が多い会社はこの3社でした。
価格目安はあくまでも参考目安なので、広さや土地形状、こだわり仕様などによって金額は変動します。諸経費が含まれているかいないかも各社のガイドラインによるようです。金額面に関しては、気になるメーカーが見つかったら、必ずご確認をしていただくようにお願い致します。