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ここでは、中央区・南区・緑区東部を中心とした相模原市の3つのエリアでの災害リスクについて解説しています。
相模原市は市内で予想される地震被害を把握するため、2014年に防災アセスメント調査の見直しをおこないました。2022年3月現在、相模原市内に影響をおよぼすと予想される地震は、地殻内で発生する浅い地震と相模トラフで発生する大正関東地震タイプとに分かれます。
地殻内で発生する地震のおもな震源地は、中央区・南区・緑区を含む相模原市が中心となっており、大正関東地震タイプの地震の震源地は相模原市を含む南関東一帯の直下に広がります。これらの予想をふまえて、相模原市は「市内の広い範囲で震度 6 弱以上の強い揺れが起こる可能性がある」と発表しています。
なお、市内3つのエリア(中央区・南区・緑区東部)ごとの揺れに関して大きな違いはほとんどなく、市内全域において最大で震度6弱~6強であることが想定されます。(※1)阪神・淡路大震災での被害の多くは、建物の倒壊や家具の転倒による圧迫や窒息死によるものでした。(※2)
建物の耐震性にくわえて、家具などの転倒防止対策は地震被害を最小限におさえるために必要不可欠といえるでしょう。家を建てる際は耐震性能のチェックと、その後の震災対策をしっかりおこなってください。
※1参照元:相模原市公式HP_地域別揺れやすさマップ https://www.city.sagamihara.kanagawa.jp/kurashi/bousai/1008688/1008694.html
※2参照元:【PDF】相模原市公式HP_揺れやすさマップの解説 https://www.city.sagamihara.kanagawa.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/008/694/202204/02.pdf
相模原市では、台風や集中豪雨による浸水被害が発生しています。2008年8月末の集中豪雨の際、境川が氾濫し緑区城山地区では多くの被害を受けました。また、中山間地である相模原市西部でも、台風による降雨が原因で浸水被害が発生しています。
このような大雨による浸水被害は、これからも繰り返し起こることが予想されるでしょう。
相模原市が公表している「洪水ハザードマップ」によると、相模川に近づくほど浸水のリスクが高まっていることがわかります。市内を流れる相模川一帯は3~5メートル以上の浸水区域に指定されています。また、過去に豪雨での氾濫を起こした境川付近は0.5メートル未満、下流にかけては3~5メートルの浸水区域となっています。
いずれの河川も大雨による水位上昇は免れません。水位が上昇すれば、土砂の流出などによる堤防の決壊も起こりうるでしょう。河川規模が大きいほど、その被害は広範囲にわたります。とくに相模川付近は、河川一帯において深い浸水が見込まれるので警戒が必要です。
土砂災害のおもな要因は、大雨または地震によるもの。
相模原市でも、大雨の影響でがけ崩れなどの被害を受けた事例があります。2019年の東日本台風の際、市内250カ所で土砂災害が発生しました。そのうちの約8割となる197カ所は、現在相模原市が指定している土砂災害警戒区域内やその周辺で発生したものと報告されています。(※1)
土砂災害警戒区域は、とくに緑区の山に近いエリアに密集していることが特徴です。緑区内に指定されて土砂災害警戒区域および土砂災害特別警戒区域は2021年5月25日時点で、1,117カ所におよびます。(※2)
市が公表する「土砂災害ハザードマップ」では、これら山地一帯でのがけ崩れ、および土石流に対する呼びかけを強化しています。また、市内にがけ崩れを誘発する急傾斜地崩壊危険箇所が多いことから、急傾斜地崩壊対策事業を県が推進している状況です。
1参照元:相模原市公式HP_令和元年東日本台風で発生した土砂災害 https://www.city.sagamihara.kanagawa.jp/kurashi/bousai/1008688/1013027/index.html
2参照元:神奈川県公式HP_土砂災害警戒区域及び土砂災害特別警戒区域 告示図書 http://www.pref.kanagawa.jp/osirase/sabo/bousai/keikai/421.html
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価格目安はあくまでも参考目安なので、広さや土地形状、こだわり仕様などによって金額は変動します。諸経費が含まれているかいないかも各社のガイドラインによるようです。金額面に関しては、気になるメーカーが見つかったら、必ずご確認をしていただくようにお願い致します。